トラック協会で最新版をダウンロードしたほうがいい

あなたは、整備管理者規程の内容がいつ変更になったか、どこか変更になったかわかるでしょうか?

 

ふつう日々の業務をこなしていたら、整備管理規程がいつ変わったのか、どこが変わったのか…なんて気が付かないですよね。せいぜいトラックの整備に関する「点検」などの法律が改正があれば、「整備管理規程も内容を見直さなければいけないかも・・・。」と頭をよぎる程度だと思います。

 

法律改正に合わせて、整備管理規程を変更する事業者はほとんどありません。

 

法律に合わせた正しい整備管理規程を作成するには労力がかかります。だから、無理して自作するのではなく、所属するトラック協会のHPから整備管理規程を最新版の整備管理規程をダウンロードすることをおすすめします。

 

ダウンロード先 : トラック協会
必要部数 : 1部
保存 : 事業所ごと
※本社のみではなく、各営業所に1部ずつ必要になります。

 

なぜ整備管理規程は必要なのか?

車庫の管理や日常点検の運行の可否、定期点検の計画など、点検や車庫について、整備管理者が業務を行いますよね?

 

だから、運行管理者と同じように、その職務の権限を会社から与えられ、業務を行うために整備管理規程を作成するというわけなんですね。

整備管理規程を保存する前にすべきこと

(参照元:兵庫県トラック協会

 

トラック協会のHPから最新版の整備管理規程をプリントアウトしたら、ファイルに保存して終了…というわけではありません。その前にすべきことがあります。

 

それは【整備管理規程に記載しなければいけないことをすべて書く】―ことです。

 

いままで、整備管理規程に必要な内容を書いていましたか?
ひょっとしたら、書いてないかもしれませんね。

 

せっかくですので、整備管理規程に記載しなければいけない内容をおさらいしてみましょう。

 

整備管理規程をダウンロードしてからすべきことは全部で3つあります。

@ 表紙に会社名・営業所名・所在地を書く
A 組織体制図を営業所に貼っていなければ規程に記載する
B いつから使用するのか年月日を記載する

以上です。

 

忘れがちなので、かならず記載してからファイルに綴じましょう。

整備管理規程の保存方法は?

ファイルに保存して、就業規則と同じように、いつでも閲覧できる体制にしておきましょう。そして、2年に1度の巡回指導や運輸支局による監査が行われたら、すぐに提示できる状況を作っておくことが重要です。

まとめ!

「整備管理規程」を紛失したり、最新版ではなく、古い規程を保存している事業所はまだまだたくさんあります。また、整備管理者と補助者が異動などで変更したにもかかわらず、組織体制図が古いまま…ということもあります。

 

巡回指導や行政監査で指摘されないように、変更があったら、最新版の整備管理規程をダウンロードするクセを身につけておきましょう。

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