日常点検の実施と様式のダウンロード!

「日常点検をどのように行えばいいのか、今更、聞くのが恥ずかしい」
「日常点検を教育したいのだが、何か良い資料はないだろうか?」
このような悩みを持っていませんか?

 

今回は、日常点検の仕方に加え、日常点検記録簿のダウンロードの方法について紹介していきたいと思います。


1.日常点検を学べるマニュアル

初任運転者の教育においては、日常点検は先輩などが手本を見せて、実際にやらせるなど、実地での教育が必要でが、口頭での教育では新人は覚えにくいです。

 

また先輩が誤った方法を教えていると、後輩がそのまま間違った方法を引き継いでしまいます。

 

そのようなことを避けるためにも、日常点検の実施の方法に使えるマニュアルを活用している運送会社が多いので、日常点検のマニュアルの入手方法について紹介していきますね。

 

全ト協からダウンロードする

 

日常点検の仕方について、使用できるマニュアルは全日本トラック協会のHP(https://jta.or.jp/member/publication.html)にて公開されています。

 

この刊行物のページでは、たくさんの冊子がPDFで公開されていますが、日常点検の仕方については、冊子タイプで言えば「事業用トラックの点検整備ハンドブック(平成25年3月改訂)」、手帳タイプで言えば「トラックドライバーが日常行うべき事項(平成24年12月改訂)」が役に立つはずです。

 

用途によって使い分けたらいいと思うのですが、それでは、それぞれのダウンロード方法について紹介します。

 

事業用トラックの点検整備ハンドブック

「事業用トラックの点検整備ハンドブック」は、上のスクリーンショットのとおり、【事故防止安全対策】の中にあります。

 

 

日常点検の仕方について、細かく解説されているだけでなく、写真やイラストを交えながら、わかりやすく説明されているので、日常点検をよくわかっていない人でも、このマニュアルがあれば理解しやすいのではないでしょうか。

 

実際に、新人教育や安全対策研修会などで、使用している運送会社も多いです。

 

トラックドライバーが日常行うべき事項

「トラックドライバーが日常行うべき事項」は、【手帳シリーズ】として公開されている冊子になります。

 

以前は、全ト協が、冊子を無償で配布していたのか、私が以前、勤めていた運送会社では、インターネットからダウンロードしたものではなく、手帳タイプのものを新人運転手に配布していました。

 

しかし、いまは配布していないようで、HP上からしかダウンロードできなくなったのは残念ですね。

 

 

先ほどの「事業用トラックの点検整備ハンドブック」が研修会用テキストとすれば、この「トラックドライバーが日常行うべき事項」は、運転手用の手帳タイプと言っていいと思います。

 

イラストが多く、文字が少ない。
拒絶しにくい作りになっていて、日常点検の仕方がとてもわかりやすい内容になっています。

2.日常点検の様式をダウンロードする

輸送文献社などから発売している運転日報には、日常点検を記録できる欄が設けられていますが、デジタコや独自の運転日報を使用している場合、別に日常点検記録簿を保管しているところが多いです。

 

また、車両毎、日常点検を記録しなければいけないので、トレーラを使用している運送会社は、トレーラ用の日常点検記録簿を別に使用しています。

 

個人的には、協会が作成した日常点検の様式を使用するタイプが好みなので、紹介していきますね。

 

兵庫県トラック協会

「兵庫県トラック協会」(http://www.hyotokyo.or.jp/member-public/jigyo-file.html)では、通常の日常点検記録簿と、トレーラ用の日常点検記録簿を公開しています。

 

 

↑のとおり、word・Excel・PDFの3種類のファイルが公開されているのもポイントが高いですね^^

 

 

この日常点検記録簿の特徴は、1枚(A4)で、1カ月分の日常点検記録簿として利用できることにあります。

 

経済的で管理しやすいので、この日常点検記録簿を愛用している運送会社も多いです。

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